資本政策 資本政策表の分析 2 読み取れるポイント(2/2)


本日、資本政策表分析最終回です。ココナラ社の1の部、ネット情報から、資本政策表(創業時からIPOまで)を作成し、前回はそこから読み取れるポイントの前半でした。


では、読み取れるポイント後半です。



1.バリュエーション(推移)




株式価値(バリュエーション)および創業者オーナー持株比率はの創業時からIPOまでの推移は以下でした。




IPOまでの期間が10年、6回の追加ラウンド投資がありました。時価総額(ポスト)も順調に上昇しました。いろいろな上昇ケースがあるとおもいますが、自社に当てはめてみても参考になる場合もありかもしれません。



2.資金使途




再度、シリーズラウンドを振り替えるため、同じ表を掲載しますが、ココナラ社の情報開示を振り替えると各ラウンドの使途が記載されていました。


ラウント:使途


A種(2012):開発人員を中心とした人員採用


B種(2013):エンジニアを中心に人材の獲得を加速します


C種(2015):オンライン広告等へのマーケティング投資を本格的に開始


D種(2017):CMの放送で他社が追い付けないところまで認知度をグッとたかめた(身の丈に合わないCMを打ったのは、9年間起業人生で「いい意味の意思決定ベスト3」)


第三(2019):新たなCMの計画、安定株主確保


前半は人的投資、後半はマーケティング投資という流れがありました。とくにテレビCMのマーケティングコストは巨額のファイナンスです。事業で出す成果で実績と信頼を勝ち得ていくなかで可能となるファイナンスだとおもいます。



資本政策は、小手先のテクニックでは、ないですね。


では、次回からしばらく、財務DDをテーマに書いていこうと思います。


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